日本への環境圧力について
日本のブランド力は優れている。
国土の75%を山地がしめ、平野が少なく河川の土砂が堆積した軟弱な地盤に人口の50%が住み、資産の75%は集中している。台風や地震も頻繁に発生する日本では高いインフラの技術がある。車を始めとした製品は高品質である。
そんな日本に今、ヨーロッパを始めとして環境圧力の波が押し寄せている。
ヨーロッパでは環境への関心が高いようだ。ドイツでは緑の党の躍進があり、環境活動家のグレタトゥベリーさんの演説しかりだ。イギリス大手石油会社BPではパリ協定に従え!みたいなことが会社の意思決定で可決されるくらい。
企業がどうして、環境に配慮するのか不思議だった。
レピュテーションリスクのせいらしい。企業の悪口が広まったり、ブランド力がおちることにつながる。だから対策する。
ここで日本の話に戻すと、日本は二酸化炭素を沢山排出する石炭火力発電所事業を推進し、G20のなかで2番目に石炭火力発電所に融資している。プラスチックの廃棄量は世界2位。日本のレピュテーションリスクはかなり大きくなっていると思った。
でも石炭火力発電所以外に電力供給ができるのか?といわれると難しい気もする。簡単だったら国がやっているだろう。
自分はコンセントを抜いたり、コンビニで袋をもらわなかったり、リサイクルに取り組んだり微力ながら貢献していこうと思った。